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短い生涯に数多くの名作を書き残した「新美南吉」  [地域紹介(愛知県・半田市)]

下の写真の人物は誰だかご存知でしょうか?
小学校国語教科書の教材の定番ともいえる「ごんぎつね」や「手袋を買いに」の作者「新美南吉」です。
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・ ・新美南吉は愛知県半田市出身で、この地半田市には「新美南吉記念館」が設立され
新美南吉の生家」も現存しています。
下の写真は「新美南吉記念館」です。 新美南吉の主な作品をジオラマにして展示されています。
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・・
記念館には図書館も併設され新美南吉の本も閲覧することができます。
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下の写真は新美南吉の生家です。ここでたくさんの作品を書き上げました。
そして病により29歳という若さでこの世を去りました。
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新美南吉が過ごした大正時代の生活の様子がうかがえます。
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「ごんぎつね」のあらすじ(Wikipediaより)

両親のいない小狐「ごん」は村へ出てきては悪戯ばかりして村人を困らせていました。ある日、「ごん」は兵十が川で魚を捕っているのを見つけ、兵十が捕った魚やウナギを逃すという悪戯をしてしまいます。それから十日ほど後、兵十の母親の葬列を見た「ごん」は、あのとき逃がしたウナギは兵十が病気の母親のために用意していたものだと悟り後悔します。

母を失った兵十に同情した「ごん」は、ウナギを逃がした償いのつもりで、鰯を盗んで兵十の家に投げ込みました。翌日、鰮屋に鰯泥棒と間違われて兵十が殴られていた事を知り、「ごん」は反省します。それから「ごん」は自分の力で償いをはじめます。しかし、兵十は毎日届けられる栗や松茸の意味が判らず、加助の助言で神様のおかげと言うことなってしまいました。それを聞いて「ごん」は寂しくなりました。

その翌日、「ごん」が家に忍び込んだ気配に気づいた兵十は、またいたずらに来たのだと思い、母親にウナギを食べさせられなかった復讐心から、「ごん」を撃ってしまいます。兵十が「ごん」に駆け寄ると土間に、栗が固めて置いてあったのが目に留まり、はじめて、栗や松茸が「ごん」の侘びだったことに気づきます。

「ごん、おまえだったのか。いつも、栗をくれたのは。」と問いかける兵十に、「ごん」は目を閉じたままうなずきます。兵十の手から火縄銃が落ち、物語が終わります。

小学生のときに国語で習い、全員で「兵十」と「ごん」の想いについて討論した覚えがあります。深い感銘を受ける話です。

*

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