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岐阜県中津川市 福沢桃介と川上貞奴のロマンの地 木曽川発電所・桃介橋・桃介記念館 [地域紹介(岐阜県・中津川市)]

 中央高速道路を中津川ICで降りて、高速道路と並行して暫く19号線を北上します。
遠くに、中央高速道路と木曽の山々を望みます。 
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暫く 北上すると読売発電所が見えてきました。福沢桃介が建設しました。
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その「福沢桃介」と愛人で日本初の女優「川上貞奴」です(左の写真)。
2人が過ごした別荘への道に設けたつり橋です(桃介橋)。今でも健在です。
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 福沢桃介は、慶応義塾に入塾したのが縁で、福沢諭吉の婿養子になりました。大正8年に木曽川水系に牋川発電所を築いたのをはじめ、次々に発電所を築き、「電力王」と言われるまでになりました。 桃介は、発電所の建設の現地宿舎として、風光明媚な三留野の地に別荘地を設け、現場の指導にあたりました。その際、しばしば貞奴を伴って、避暑のための長期逗留しました。貞奴が三留野駅(南木曽駅)に降り立つ度に、高名な女優を一目見ようと、黒山の人だかりだったと言います。
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桃介の別荘は、今は「桃介記念館」となっています(左)。その内部の様子です(右の写真)。
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名古屋に、桃介と貞奴が過ごした「二葉亭御殿」が今も残っています。
80年の歳月を経て、そこに植わっていた楠木が、ほりけん職場の建物脇に移植されています。
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桃介は、「関西電力」、「中部電力」、「名古屋鉄道」などなど多くの会社を造りました。
今もその偉業の跡を東海地区の至るところで見ることがあります。
 

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