一宮市の「真清田神社」と「君が代」 [地域紹介(愛知県・一宮・稲沢市)]
愛知県一宮市に県を代表するような神社、「真清田(ますみだ)神社」があります。
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「一宮」とは古く平安時代から用いられた名称です。国司がその国の神社に参拝するとき、一番はじめに参拝するお宮を「一の宮」といいました。真清田神社は尾張の国の「一の宮」でした。したがって、由緒深く、信仰もあつい神社として広く知られています。御位をあらわす「一宮」の名は、いつしか神社を中心として発達したこの地の地名として用いられるようになりました。
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正門をくぐると大きな本殿が見えます。
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本殿に向かって右手に、「君が代」にも詠われている「さざれ石(細石)」があります。
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確かに、「君が代に詠まれている」と書いてあります。
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さざれ石(細石)は文字通り、細かい石・小石の意で、「君が代」では、それらの小石が長い年月を経て行く中で巌(いわお)となっていく状態を歌詞にしたようです。岐阜県揖斐川町春日には君が代の由来となったといわれるさざれ石があり、そのさざれ石は岐阜県の天然記念物に指定されており、さざれ石とその周囲には「さざれ石公園」が設けられています。
「真清田神社」の所在地:〒491-0043 愛知県一宮市真清田1丁目2番1号
http://www.masumida.or.jp/