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富山県五箇山に伝わる民謡「こきりこ節」 [地域紹介(富山県・五箇山)]

こきりこは、日本の民謡『こきりこ節』(こきりこ踊)などを歌って踊る時に使う民俗楽器です。
こきりこ節は富山県五箇山地方のものが有名ですが、
新潟県柏崎市女谷(おなだに)の綾子舞でも見る事ができます。
こきりこ節は日本で一番古い民謡です。こきりこは田楽から派生し、田踊りとして発展しました。
田楽や田踊りは、五穀豊穣を祈り、百姓の労をねぎらうため、
田楽法師と呼ばれる職業芸能人たちが田植えや稲刈りの間に行った踊りでした。
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富山県南砺市上梨に「こきりこの里」 があります。
1986年(昭和61)に作られた、上梨の入り口とも言えるアーチです。
上梨のこきりこ等の民謡に使う『ささら』をイメージして作られたものです。
本物のささらは108枚のヒノキの板を組み合わせて作ってありますが、アーチは半分の54枚です。
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至る所でこきりこが展示されています。
お土産としても販売されています。 こきりこの両端を持って、
これを手首を回転させながら打ち鳴らすと、軽やかな音を出します。
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歌に合わせて、踊っている様子です。
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 こきりこ節はこれからも五箇山を代表する民謡として、歌い踊り受け継がれていきます。

「こきりこの里」 の所在地:富山県南砺市上梨
 

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