ほりけん、60歳にして、親孝行ができる93歳の父親が健在です。これに勝る幸せはありません。 [日常の生活]
ほりけんの毎日曜日の日課は、四日市の自宅の庭の草引きです。
アジサイの花も咲く頃、雑草は毎週大変な勢いで成長します。
60歳の息子が草を引き始めると、何故か、その傍らで93歳の親父も草引きを始めます。
折角の柿の実が落ちたりします。
家の周りの掃除も大変です。 掃除にも、93歳の父親が60歳の息子に指示を出します。
昼間に、草引きや畑仕事を終え、夕方には、昔風のタイルばりの風呂で汗を流します。
今夜の夕食は、息子が作る四日市名物のトンテキです。準備は、昼からかかります。
昼に、豚肉に包丁を入れ、スライスしたニンニクを載せ、そこにトンテキ・ソースをかけます。
サランラップで包み、冷蔵庫で味を肉の中までしみ込ませます。 父親とほりけんの2人分です。
夕刻、風呂から上がってから、それをフラパンで焼きます。
生涯百姓を貫こうとする93歳の親父と60歳の息子の二人だけで夕食です。
思い起こせば、1年前、90歳近くまで自分で運転していたコンバインドを売却しました。
百姓として、92歳で現役引退か?とほりけんの胸は痛みました。
でも、皆さん、安心して下さい。トラクターだけは残しました。まだ、乗るつもりです。
ほりけん、60歳にして、親孝行ができる93歳の父親が健在です。
人生において、親孝行できる親が健在なこと、これに勝る幸せはありません。