20数年間、ほりけんのステーキに勝るステーキに出会ったことがありません [日常の生活]
ほりけん(写真、右から3人目)、20数年前、米国のコネチカット州の会社に出向していました。
30代のほりけん、日本チームのリーダとして、燃料電池での共同研究を立ち上げるためでした。
その会社は、ボストンとニューヨークから等距離のハートフォードにありました。
ほりけん達は、ハートフォード郊外の長期滞在型のマリオットのホテルで暮らしていました。
仕事が終わってから料理をすることも、ほりけんの楽しみでした。
その会社は、米国の東海岸にあり、時々は、ロブスターを食したりもしました。
夏休みは、娘が、日本からやって来たりもしました。
その娘に、会社の先輩から料理方法を学んだステーキを振舞ったりもしました。
米国の会社の共同研究者を、ほりけんの部屋に招いて日本風の料理で振舞ったりもしました。
20数年の歳月を経て、米国で娘や米国人のために焼いたステーキを、
雨の日曜日、93歳の父親のために焼いています。
仙台の黒毛和牛を買ってきました。
ジャガイモ、人参、ピーマン、ニンニク、更に、料理酒も買いました。
牛肉の脂身を切り離します。そこに、スライスしたニンニクを載せます。
それを、サランラップで包んで、冷蔵庫に数時間おき、ニンニクの味を浸み込ませます。
マーガリンをタップリ、フライパンの上に落とします。ネオソフトが良いですね。
そこに、野菜を入れ(左の写真)、料理酒を入れます(右の写真)。料理酒より日本酒の方が
良いですね。このとき、脂身も入れると味がのります。10分程度炒めます。
そこに、スライスしたニンニクを落とします。最後に、牛肉をフライパンに載せて焼きます。
このとき、ステーキの上に、醤油と日本酒を交互に落としていきます。
味でこれに勝るステーキを、20数年間、どこのステーキハウスでも出会ったことがありません。
出来上がったステーキは写真に納める前に、父親とほりけんの胃袋に納めてしまいました。
大雨でしたが、最高の日曜日でした。