富山八尾の「おわら風の盆」その1 [地域紹介(富山県)]
9月上旬、富山八尾の「おわら風の盆」、小学校の運動場にいっぱいに椅子が置かれます。
入場料を払って多くの人が、大きな舞台で順次繰り広げられる八尾町11支部の踊りを観ています。
各支部30分程度の踊りです。
踊りを専門にする人、楽器を専門にする人、歌い手、各支部総勢150名程度です。
司会の女性です(左)。声と言い、話し方と言い、プロのようです。
歌い手です(右)。全支部合わせると歌い手だけでも70~80人います。
3000名の人口の町に、何故、プロ級の歌い手が100名近くもいるのか不思議です。
男踊りです。
女踊りです。網笠で顔は見えません。指先まで使って手だけで表現します。
女性の場合、踊れるのは、25歳までの独身の女性です。
男と女が「越中おわら節」に合わせて踊ります。
女性が、指先にまで気持ちを込めて、表現します。
沢山の子供が出てきました。 「おわら」の将来を担います。
越中八尾を離れた方も、必ず、「おわら風の盆」には帰って踊ると聞きました。
「おわらの踊り方」です。 網笠で顔は見えません。指先で表現します。
これほどまでに、人の指が綺麗とは知りませんでした。
越中八尾の女性にとって「手の日焼けは禁物」と、聞きました。
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ほりけん、今年で、「おわら風の盆」は4年目になります。
ほりけん、毎年9月1~3日には、富山県の越中八尾に足を運びます。
富山県瑞泉寺の門前の「神が微笑む道」 [地域紹介(富山県)]
戦国時代、越中一向一揆の拠点だった富山県にある真宗大谷派井波別院「瑞泉寺」。
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その門前の八日町通りは「井波の彫刻」で知られています。
「神が微笑む道」としても知られています。
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瑞泉寺門前の「八日町通り」です。
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そこに、今も「井波の彫刻」を支え続ける人がいました。
こうした彫刻家によって、単なる木に生命が宿っていきます。
彫刻によって「羽衣(はごろも)伝説」が蘇ります。羽衣によって天から天女が降りてきました。
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八日町通りの街灯に色々な彫刻の神が置かれています。
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四天王の二尊である「多聞天(左の写真、別名、毘沙門天)」と「広目天(右の写真)」です。
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七福神の一尊である「布袋尊(ほていそん)」です。笑っています。
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七福神の「寿老人(左の写真)」と「福禄寿(右の写真)」です。微笑んでいます。
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七福神の「恵比寿神(左の写真)」と「大黒天(右の写真)」です。高笑いです。
七福神の「恵比寿神(左の写真)」と「大黒天(右の写真)」です。高笑いです。
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七福神で唯一の女神である「弁財天(左の写真)」です。当初の紅一点は「吉祥天(右の写真)」
だったとも言われます。この変遷は、主に貴族から崇拝されていた吉祥天よりも、庶民を主とする
万人から崇拝されていた弁財天が一般的でるとされたためと言われます。
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そして、八日町通りの店の看板も彫刻によって作られています。
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八日町通り、天女や四天王や七福神などの神が観光客に微笑んでくれます。
ほりけん、八日町通りを歩いていると段々幸せな気持ちになってきました。