燃料電池研究センターの新人研修会を開催しました [燃料電池]
燃料電池研究センターは多くの発電装置があり、多くのパイプやチューブを使用しています。
そパイプなどは実験に使用する水素や窒素、二酸化炭素、酸素など色々な気体が流れています。
何本もの配管が使われてます。
T字型のもあればチューブもあります。
燃料電池研究センターに今年もたくさんの研究補助員が入ってきました。
例年新人向けに基本的な継手の取り付け方法や締め方などを、
4年生と一緒に勉強をします。
配管関連専門の業者の指導により、一人一人ステンレスチューブの締め付け方を学びます。
学部生です。再取り付け方法を学んでいます。
学部生に締め付けをしてもらったチューブに圧力をかけ、チューブの破損の実験をしてみます。
器具に装着しチューブ内に圧力を加えていきます。
圧力をかけたチューブはパンパンに膨らんでいます。
手に持っているのが元の太さのチューブです。
この段階で締め付け部分が外れ上に吹っ飛ぶ事があるようです。危険ですね。
講師として招いた業者さんが扱うチューブやボルトはそういう危険がないように
精密に作られています。
さらに圧力をかけます。チューブ本体に亀裂が入りました。
一つでもボルトが少しでも緩んでいたり、締め忘れは大きな事故に繋がります。
ボルト締め付けの他に高温蒸気や劇薬品によるやけど、 その他のけがも
大変な事故になります。
小さな事故でもなくすように、定期的に「安全講習会」を開催し、
徹底的に指導しています。